「ファクタリング」と「でんさい」って聞いたことがあるけど、よく違いがわからないという声を多く聞きます。

「資金調達手段としてファクタリングとでんさいのどっちを使えば良いの?」
「そもそもファクタリングとでんさいの違いってなに?」

という人のために、この記事ではファクタリングとでんさいを徹底比較してみました。ファクタリングとでんさいを使った資金調達に興味がある人はぜひご覧ください。

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「ファクタリング」と「でんさい」とは?

まずは、ファクタリングとでんさいとはなんぞや?ということをそれぞれ簡単に説明していきます。

 

ファクタリングとは?

ファクタリングとは資金調達手段の一種で、保有する売掛金を「譲渡」して資金調達を行うものです。

 

期日前に資金回収を行いたい場合に利用することになりますが、通常より早く資金を回収できるため、手数料を払う必要があります。

 

でんさいとは?

「でんさい」とは「電子記録債権」の略称のことを言い、電子データで記録された金銭債権のことです。

 

でんさいネットによると、以下のように説明されています。

電子記録債権は、手形・指名債権(売掛債権等)の問題点を克服した新たな金銭債権です。電子記録債権の発生・譲渡は、電子債権記録機関の記録原簿に電子記録することが、その効力の発生要件です。

ここで注目すべきは電子記録債権は「でんさいネット」を活用すれば簡単に「譲渡」できるということです。債権を譲渡するという点で、でんさいはファクタリングと似たような性質を持っているんですね。

 

でんさいをファクタリング会社に譲渡することで、資金調達をすることができる仕組みもできつつあり、これを「でんさいファクタリング」と呼んでいます。資金調達企業は「でんさいネット」に登録していなくても活用することができます。

 

ファクタリングとでんさい比較表

ファクタリングとでんさいの違いを表にまとめてみました。

 

でんさい ファクタリング
調達時間 2〜3週間 最短即日〜数日
債権の性質 電子登録債権 売掛債権
資金調達コスト 数千円 2〜10%程度
契約形態 でんさいネットでの契約 1対1での契約
リコース スキームによる 無し

 

この違いを踏まえて、ファクタリングとでんさいを徹底比較し、どちらを利用すべきかを考えていきましょう!

 

でんさいよりファクタリングを利用するメリット

ファクタリングとでんさいを比較した時に、ファクタリングを利用するメリットは以下の通りです。

 

スピーディーな資金調達が可能

でんさいの譲渡による資金調達に対応しているファクタリング会社が少ないため、資金化に時間がかかることが多く、即日資金調達することはできません。

 

一方、ファクタリングの場合には、以下の必要書類を揃えておけば、即日資金調達することも可能です。

 

  • 決算書:直近2期分(税務申告済の押印のあるもの)、
  • 試算表
  • 過去・直近の取引・入金が確認出来る書類
  • 取引先との基本契約
  • 会社謄本
  • 成因資料:注文書・契約書・発注書・納品書・請求書など1案件につき2点
  • 入出金の通帳
  • 納税証明書

 

ファクタリングは担当者が人力で審査を行うため、即日資金調達をしたい場合には、できるだけ早めにファクタリング会社に相談をするようにしましょう。

 

売掛先にバレずに債権を譲渡することが可能

ここがでんさいファクタリングを利用する上で経営者が一番気になるところだと思うのですが、でんさいファクタリングの場合には、でんさいネットに加入した売掛先企業に債権が譲渡されたことが通知されます

 

そのため、「発注の減少」「取引の停止」といったリスクを排除することができません。

 

その点、手数料は割高になるものの、2者間ファクタリングを利用すれば、売掛先にバレずに債権を譲渡することが可能です。

 

ファクタリングよりでんさいを利用するメリット

ファクタリングとでんさいを比較した時に、でんさいを利用するメリットは一つしかありません。

 

それは、

 

手数料が安い

 

ということ。

 

ファクタリングを利用すると、3者間取引の場合2%〜5%程度の手数料がかかりますが、でんさいの場合、一概には言えないものの、そこまでの手数料にはならないことが多いです。

 

 

ファクタリングとでんさいのどっちを利用すべきか?

ファクタリングとでんさいを比較してみると、ファクタリングを利用した方が良い場面が多いです。

 

でんさいを利用した資金調達を行おうとすると、

 

  • 売掛先に通知しなければならない
  • 利用できるファクタリング会社が限られている
  • 資金調達に日数がかかる
  • 支払企業がでんさいネットに参加していないと使えない

 

という問題点があります。

 

いずれにしろ売掛先への通知が必要であれば、3者間ファクタリングを利用した方が良いでしょう。資金調達にかかる時間も短いですし、3者間ファクタリングであれば手数料もそこまで高額にはなりません。

 

でんさいは商慣習の中で普及しているとは言えず、支払企業が「でんさいネット」に登録していなければならないなど、使いたい時に使えないという制限も多いので、資金調達手段としては使い勝手が悪いです。

 

ファクタリングとでんさいを利用した資金調達のどちらか迷っている場合にはファクタリングを利用することをおすすめします。

 

この記事のまとめ

この記事ではファクタリングとでんさいについて違いを説明してきました。おさらいとしてまとめておきましょう。

まとめ

  1. 資金調達手段としてのファクタリングとでんさい
    ・ファクタリングは債権を譲渡して資金調達を行うもの
    ・でんさいは電子記録債権を譲渡して資金調達を行うもの
  2. ファクタリングのメリット
    ・スピーディーな資金調達が可能
    ・売掛先にバレずに債権譲渡が可能
  3. でんさいのメリット
    ・手数料が安い
  4. ファクタリングとでんさいどっちを利用すべきか?
    ・でんさいは使い勝手が悪い
    ・迷っている場合はファクタリングがおすすめ

でんさいはまだまだ普及しておらず、でんさいを利用した資金調達にはデメリットも多いのが現状です。

 

ファクタリングの方が使い勝手がよく、スピーディーかつ売掛先への影響も気にする必要がないため、経営者のニーズを満たすことができる資金調達方法と言えます。

 

ファクタリングと他の資金調達手段比較記事

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